「骨盤の歪み(ゆがみ)」は「脊柱(せきちゅう:背骨)の歪み」をきたし、その結果様々な「不定愁訴(不快症状)」をもたらすと考えられ、特に近年では「肥満」の原因の1つとしてマスコミにも頻繁に取り上げられるようになりました。
「健康に良いと聞いて毎日ウォーキングを続けたら、膝と腰を痛めてしまいました」
このようになぜか、「ウォーキング(歩行)」による体の傷害を訴える事例が増えています。
これでは、せっかく健康のために始めた「ウォーキング」なのに、本末転倒ですね。
この原因は「外側加重」の状態での「ウォーキング」にあるようです。
「ウォーキング」の自然な重心移動とは、地面に踵(かかと)から着地して「土踏まず」の外側から「小指球(小指の付け根の部分)」を通るラインで体の重心を移動させ、その後は重心を拇指球(親指の付け根)から親指へと順次足底の内側へ移動させ、最後は足の指全体(主に親指)で地面を蹴ります。
これが正常な重心移動による正しい「歩行」とされ、「内側加重歩行」と呼ばれています。
自然な歩行である「内側加重歩行」に対して、足の外側に重心をかける歩行は「外側加重歩行」と呼ばれています。「外側加重歩行」を続けると膝や腰への負担が大きく、膝や腰が傷害されやすいのです。
「骨盤」は内臓を支える容器の役割をします。「骨盤の歪み」により「骨盤」が広がってしまうと、内臓が本来あるべき位置から下降し、体の外側に体重がかかって「外側加重」の状態となるのです。
「骨盤の歪み」を背景とする「外側加重歩行」の状態では、様々な症状がみられます。例えば「O脚」、「ぽっこり下腹」、「扁平なお尻」、「便秘」など、症状は実に多岐にわたります。
さらに、「骨盤の歪み」が下半身の血行と代謝を悪くさせ、「冷え性」や「下半身のむくみ」の原因にもなり、女性の「生理痛」、「生理不順」、「不妊」にまで影響を及ぼすことがあります。
下半身がどうも太めに感じる人は、「骨盤の歪み」が原因で体重が足の外側にかかる「外側加重」の状態にある可能性があります。
「骨盤矯正」の実践により「骨盤の歪み」が改善されると、血液循環をはじめとする体液の循環が改善され、臓器の代謝も向上して「下半身のむくみ」や脂肪が落ち、さらには「ポッコリした下腹」、「O脚」、「冷え性」や「生理不順」などが解消ないし緩和されます。
このように骨盤に歪みが生じると、歪んだ骨盤の状態に合わせて身体のバランスを取ろうとするために背骨や足にもゆがみが生じ、全身に様々な症状をきたすために「骨盤矯正」が必要となるのです。
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